朝日旅行友の会 会報 旅 情          平成20年10月号
                                   〒496−0022 津島市越津町字柳之内84番地
紅葉が最盛期になりました。やっぱり京都でしょうネ。

 朝日旅行友の会が昭和63年に旅行企画を開始して20年以上の歳月が経過しており、その最初の日程が11月23日(勤労感謝の日)の日帰りバス旅行でした。以来この日を恒例の会員募集として各地に出かけてきました。
 当初から名鉄観光の取り扱いは変わりませんが、津島市にあった支店は一宮支店に統合され、我々を運ぶ観光バスも名古屋遊覧バスから津島営業所の名鉄(観光)バスへと代わり、最近では使用するバス会社も統合された新会社になっています。

 8月の京都大文字送り火に続き、9月15日には長野県駒ヶ根市にある早太郎温泉「こまくさの湯」へ湯治の旅に出かけました。最近では遠距離を目標に車を走らせていますが、飯田や伊那路にも新しい施設(道の駅)や観光名所ができており、古くから宣伝されている「養命酒駒ケ根工場」も近代化と施設が充実し、近距離ゆえに時間的に余裕のある一日となる事から、今後は愛知県内の名所旧跡も訪ねてみたいと考えています。

 9月からは、新たな(私は6巡り目)四国八十八ヵ所と別格20霊場の巡拝が始まり、年内(あと3回)に満願となりますが、これも最初に巡拝した頃と比べると格段に中身が濃くなり、名所を逃さぬ企画に発展していると思います。
 四国遍路は遠いからと敬遠されている人もありますが、高速道路の発達でずいぶん便利になっていますので、来年の企画には是非ご参加いただきたいと思っています。

 さて、多くの皆さんから「23日は何処に行くの」との問い合わせをいただいておりましたが、11月は8月の送り火に続き、再び京都を目的地に決め、京都の西北にある栂尾(とがのお)の里で静かに佇む世界文化遺産の高山寺を訪れます。
 紅葉の名所でもあり、国宝の「鳥獣人物戯画」のある高山寺(こうざんじ)から、嵐山、嵯峨野の紅葉を楽しみたいと考えておりますので、一人でも多くの皆さんのご参加を期待いたしております。

                                 平成20年10月22日 大 鹿 一 八
我がお遍路雑記 5
 平成13年より四国八十八ヵ所巡礼に出向いてから、6巡目の四国遍路となりましたが、八十八ヵ所の他にも別格霊場の20ヵ寺があり、更にはそれぞれの奥の院や、遍路の先人たちの残された名所旧跡が四国には多く点在しています。

 今回の2日目に訪れた「別格3番・慈眼寺」についても、過去に3回訪れていますが、奥の院の更に奥にある「穴禅定」については、先達の案内が必要で、時間がかかる事から素通りしてきましたが、今回は鉄の扉を開けて岩場の中に入りました。

 さあ、大変でした。この「穴禅定」は私の身体の限界スレスレで、今までの遍路や巡拝は何だったのかと自問自答させられる修業となりました。
 まず修業用白衣に着替え、ローソク1本の光りを頼りに、岩場のわずかの隙間に入った瞬間に、身体が岩壁に挟まり、身動きもとれません。このまま入って大丈夫かと、それまでただの案内人と思っていた女性の先達さんの一言に耳を傾け、「先達さーん」と悲鳴をあげる情けない有様に、世の中は自分だけの力では何ともならないとの自覚と、何とか救われるものとの信心を実感させられました。

 四国遍路における先達の源流は、古代縄文時代の自然崇拝から、肉体的、精神的極限状態を脱することが求められてきました。断食、滝行、岩屋篭りなど、新米先達に求められている訳ではありませんが、自分の未熟さと、車で楽に巡拝できる中で、遍路の本質を見逃していたようで、過去の同行の皆さんに申し訳ない気持ちを持ち帰りました。