き ら サポートブック

                             きらママ

 

1、自閉症に対する考え方

 

きらは、典型的なカナータイプの自閉症です。

認知能力(模倣力)も乏しく知的に重度です。また、こだわり行動や常同行動、自傷、他傷などの強度行動障害が強く見受けられ、自閉傾向も強いタイプです。

 

しかし、これらの強度行動障害も彼にわかりやすい環境の設定や指示だしをする事で軽減できます。

それらの配慮で、パニックやかんしゃく、多動などの問題行動を軽減させる事も必要です。しかし、彼自身も嫌な事、わからないことなど、彼の意に反する事が起きてもある程度は我慢して、指示に従う、自分の感情をコントロールする力を身につけることは、これから社会に出る為には大切な事です。

 

また、自閉症の子は相手によって態度が一変します。

まずは、きちんとした人間関係、信頼関係を持つ事が必須になります。

このきちんとした人間関係とは、樹弥史の好きな事や喜ぶ事をする人ではありません。

きらが、「この人のいう事を聞きちんときこう、少しぐらい嫌な事でも大切、自分の味方、自分を解ってくれる人。この人の指示には従おう。解らない事、不安な事があったらこの人に助けてもらおう。」・・字幕スーパーがあったとしたら、彼がこう思うような人間関係です。

 

身辺の自立で介助部分を援助し過ぎたり食事の指導、同常行動に対する対応などを間違うときちんとした信頼関係の前に、樹弥史優位の上下関係に陥ってしまいます。

そうなると、全くと言っていいほど指示が入りません。

問題行動が頻発してしまいます。

自閉症という障害があり社会の常識やエチケット部分が育ちにくいからこそ、その社会を意識して少しずつでもエチケットや社会のルールに適応する力を育てる事が将来のQOLの充実に繋がると考えています。

そのためにも、親(特定の人)以外の人との関わりを持つ事により、親が気づかない新たな問題点を発見するとともに、親(特定に人)以外の人でも親と同じような指示だしをする人の指示に従い生活し楽しむ事、いろいろな人とのかかわり、いろいろな体験をする事で社会性を身に付けることを、私は望みます。

 

2、常同行動に対する考え方

 

自閉症に常同行動はつきものです。

(1)   きらの場合の常同行動は、主な行動だけでも次に上げると・・

 

     肘を曲げて手をひらひらさせる、または指を鳴らすような動作、お菓子のプラ袋の端を切り取って振る。

     小さい奇声をだし続ける。「ナナナナー。」などの独語が多い。

     身体を前後に揺らす。(特に座っている時)

     足を肩幅に開いて、身体を横に揺らす。(主に立っているとき)

 

このほかにも列挙するとまだまだあります。

 

(2)常同行動の持つ意味について

 

 きらの場合、この常同行動を容認すると自閉傾向を増徴させ指示が入らなくなり、 走り回るなどの多動がでてきます。

 また、場面によってはエチケットに反することにもなる為に、 原則として常同行動は止めています。

 ただ、その日の自閉傾向の強弱により常同行動の移行を計ります。

 同じ常同行動も場面よっては様々な意味を持ちます。

 それぞれの持つ意味を考えながらアプローチを考えないと彼の心の声を無視する事に なり、かんしゃくやパニックの誘発原因となります。 

 では、この常同行動の持つ意味とは・・・

 

 (1)・手持ちぶさた、やる事が無いのでやる。

 (2) (1)がきっかけで始めたが、やらずにはいられない。止まらなくなっ     た。

 (3)・初めての事や初めての場所に来た事などで、不安が一杯。自分を落ち着     かせる為の精神安定剤的意味。

 (4)・何かがきっかけで過剰興奮状態になり、高揚した気分のサイン的意味。

 (この場合、常同行動を続けていると興奮状態が強くなる可能性のほうが高い)

 

 それぞれに対するアプローチの例

 (1)   に対して

* 待ち時間や休憩時間など何をしても良いのか判らない時間をなくす。

  * これらのスケジュールでの過ごし方のプログラムをきちんと立てる。

  (例・パズルやビデオなど・・また、食事の待ち時間などはきちんと座って手      を膝に 置いて待つなどのきちんとした行動指示をだす。)

 * 食事時間の待ち時間など上記のアプローチが難しい時は、自閉傾向を強く     しないように気をつけながら常同行動の移行をはかる。

  (例・大きな奇声よりも手の振りの方が目立たないし自閉傾向が弱い。また、   肘を曲手を振るよりも、肘を伸ばしてこっそり指を振るほうがより自閉傾向   が弱いし目立たない。場面にあった行動になる。)

(2)   に対して

     まずは(1)で(2)になる状況をつくらないようにする。

     それでも(2)の状態になってしまったら、まずは禁止、きちんと止   めさせる。

     止めたらすぐに、次にやるべき行動の指示を出す。

(この場合、自閉傾向は強くなっているので課題レベルを下げる、介助、ヒントの工夫を図る)

     環境的にざわついている所では、余計状態が悪くなるので静かな環境   の設定を図る。

(3)   に対して

     まずは彼の不安な気持ちを理解しよう。

     常同行動も場面によってはみないふり。(ただし、(2)に陥らない   ようにその後のアプローチがたいせつです。)

     不安を和らげる為に手をつなぐ、事前にプログラムや場所の説明を文   字や写真、パンフレットを使って伝えておく。

(例・通学路に線路沿いの道と踏切があります。きらは、バイクの爆音や電車の通過音が苦手です。通学中に列車が通過したら、耳を手で塞ぎ、毛糸の帽子をすっぽり被り二三歩下がって待ちます。時には頭を叩くなどの自傷や「ナッナッナッ!!」の奇声が止まりません。電車が通り過ぎると帽子を戻し、手の振りと奇声を少しやって歩き出します。

自閉傾向が強い時は、奇声と手の振りが止まりません。その時は、「シーッ」といって、静かにする動作をします。また、手を身体の横に持っていくように指示します。「きら!!手は横!!」。それでもだめな時は、両手の親指を両ポケットに引っ掛けさせます。

(4)   に対して

     まずは原因から遠ざけます。

     散歩をしたり、簡単な課題、手と目の協応を必要とする課題を設定します。

     また、サポートの人に対して過剰に笑う、笑いが止まらないなどの反応が見られた場合は彼との距離をおきましょう。

     場面、場面で途中リタイヤしたりするなどして落ち着かせるなどの場面の工夫をとりいれましょう。





3、かんしゃくとパニック

かんしゃくとパニックは違います。

パニックになると本人も、もうどうしようもなくなります。

かんしゃくは、自分の気に入らない事やイライラする気持ちから行動を起こします。

その行動中も、私たちの存在や反応をみながら行う余裕があります。

かんしゃく行動として、自分の頭や腰を叩く自傷行為や机を叩いたり指示を出した人を叩いたり、つねったりする他傷行為、または奇声などがあります。

 

きらは認知能力に欠け、言語コミュニケーションが確立していない為に、意思の疎通がうまく図れないことが原因のかんしゃくも多いほうです。

そのためにも、コミュニケーションの確立は必須です。

文字や簡単な単語や文章は理解できているので、メモ紙に必要事項を記入して彼に該当する文や単語を指差ししてもらい彼の意思確認を図ります。

また、スケジュールの見通しとして一日の流れやいく場所なども伝える事で、このかんしゃくは軽減できます。

 

パニックを起こす事は厳禁ですが、かんしゃくを怖がっていてはプログラムはなかなか進みません。

また、かんしゃくによる自傷行為に関しては、低めの声で淡々と「はい。おこらない!!」「腰はなでなで、たたかない!!」「手は横です。」などの声がけをしましょう。

ただし、この声がけで余計に反応してしまう時は・・・無視しましょう。

 

かんしゃくの原因に対するアプローチもきちんと取り組みましょう。

(彼が我慢をする場面なら、かんしゃくの様子を観察し次回のプログラムに役立てましょう。)

 

パニックは、原因を見極めます。

出来れば、原因の排除を行います。

声を掛けて余計にひどくなる時は、ほっておきましょう!!

(パニックで少々の怪我はつきものです。今までに、対物損害はありません。)

 

恐怖心などの場合は、様子を見て手を握るなどの手段で落ち着くきっかけになる時もあります。

 

 

4、きちんとした人間関係を確立する為のポイント

 

(1)、きちんと指示に従うようになるまで、むやみに笑いかけない。

   (幼児番組の体操のお兄さん、歌のお姉さんになる必要はありません。)

   ニコニコ笑いかける事で、彼は「何でも自分の思い通りにやってもいいんだ!!」と受け取ってしまい指示が入らなくなります。

   普通の中学生に接するように淡々と接してください。

   指示が入るようになると別に笑いかけても、普通に接しても大丈夫です。

 

(2)、声のトーン、大きさは大きなポイントです。

   なるだけ低めの声で、淡々と語尾下がりの声で話してください。

   また、文節は簡単明瞭に!!

 

(3)、食事を制する者はきらを制す!!

  * 食事の触感や温度に関するこだわりが一番強固です。

  * 現在も食事のトレーニング中です。 

  * 駆け引きを上手く活用してください。条件付けをうまく使ってください。

   * 彼の様子を観察し、彼の嫌いな物を必ず少しでも摂取させてください。

 

(4)、靴下は指示を出してから脱がせる。

   * 靴下も衣服の着脱衣において一番最後まで履きたがらなかったものです。

    この靴下を勝手に取ってしまう事を容認すると自閉傾向が強まります。

   * 勝手に脱いでしまったら、脱いだ靴下を必ず履かせましょう。

    もし靴下がぬれていて脱いだとしたら・・・。まずは、勝手に脱いだ事を注意しましょう。そして、靴下がぬれていた事を認めて、きちんと靴下がぬれている事を伝える事、伝え方(ぬれている靴下にサポートサイドに手を持っていくなど・・・)を教えましょう。そして、新しい靴下を必ず履かせましょう。

 

(5)、常同行動に関して、きちんと禁止させる。

   (この禁止に関しては、上記の常同行動の項を参照。)

 

(6)、指示をわかりやすくする。

   * きらの認知能力は、幼稚園の年少、年中ぐらいと思ってコミュニケーション時の単語を使ってください。

  * 形容詞の勉強は余り行っていませんので認知できる言葉は少ないです。

* 位置概念の勉強もまだまだです。言葉ではなくて指差しなど度具体的な指示出し

5、コミュニケーションについて・・・

 

発語をメインとした言語コミュニケーションは確立していません。

ただ、簡単な単語や文節は理解しています。

文字(ひらがな、カタカナ、小学校一年生の漢字)がわかりますので、メモ紙に内容を書いて指差しで答えさせる。

また、スケジュールなどは書いて知らせる。

 

また、現在は吐く息だけの発音だが、「ください。」「トイレ」「せんせい」は使う事が出来る。これらに関しては、必ず話させてから次の行動指示を出してください。

 

また、人に用事を頼む時や話しかけるときは相手の肩を『トントン』と叩く事を教えていますので、場面によってはサポートサイドが意識してやらせてください。

    

彼と言語コミュニケーションを図る時には、上手く指差しやゼスチャーや写真、絵、文字を活用して下さい。

 

 

 

6、日常生活の援助について・・

 

(1) 食事について・・

* 箸は使えます。

* スプーンは握りつかみになるのできちんとしたつかみ方を直接触っておしえてください。

* 箸は指一本ずれた使い方になっています。とりあえず,可。

ただ、左手を使うので左手はお茶碗を持つように指示してください。

(口答指示とゼスチャーでOK)

* 「ごちそうさま!!」するまでは、着座です。

* 椅子なのに正座をして座っていると、椅子ごとの縦揺れが始まってしまいます。

途中で、足をきちんと降ろしているか確認して、指示を出してきださい。

手の汚れを洋服(胸の辺り)で拭いてしまいます。きちんと、手拭や台拭きで拭くように準備して、また指示を小まめに出してください。

 

 

 

 

 

(2)   食トレについて・・・

 

* 偏食は、まだかなり残っています。

* ご飯関係は、冷めても結構食べられるようになりました。

(特に、汁物やふりかけがあると特に進む。・・・無くても、それなりに食べられる。)

* 副食は、まだまだ量や種類、また、触感と温度に対するこだわりが強く残っています。

* トレーニングに対象に上がらないほど食べられない副食。

(例・・春巻きや餃子、シュウマイなど、いろいろごちゃごちゃ中身があるもの。刺身などの生もの。ホクホク系の煮物、汁物・・かぼちゃ、芋系。ねばねば系・・納豆、サトイモ、やまいも、玉子焼きや目玉焼きなど。)

 

* 比較的食べられる。

・ 焼き魚、煮魚、いためた、焼いた肉類は暖かくて、量が少なければOK!!

 (量は空腹の度合いによっても違ってきます。ご飯の前に、取りざらに食べる分をとりあけておくとわかりやすい。・・・・我慢のお皿大作戦!!)

 (空腹時は、肉類は4〜5枚。お魚は一人分・・一切れ。)

 

・ から揚げ、フライドポテトなどは、暖かければ結構普通に食べられます。

・ 海草系は、サラダ、汁物でも食べられます。

・ 味噌汁やお吸い物の汁の物野菜は、少なければ食べます。家庭では、ほとんど配慮はしません。(あげや、厚揚げ、おふは嫌いなので少なめにします。)

 

 

     これらの情報を元に、温感のこだわりに配慮しながらサポートしてください。

     パンやケーキのスポンジは嫌いな食べ物のひとつです。

(丸のままよりも、一口大にきっておくとスムーズに口に運ぶ傾向があります。

マヨネーズやジャムなどを上手く活用してください。)

 

* 果物に関して・・

全て嫌いな部類です。

トレーニングでスイカや桃、りんご、みかんを食べる事が出来るようになりました。

今の時期は、りんごとみかんが主流です。

 

* 好きな食べ物(お菓子)

 せんべい系(特に柿の種は大好物・・なので、必ず柿だけではなく種も食べるように指示する)、あめ(特にスーハー系、のど飴系)

 

****** かけひき ******

 

必ず、指示に従った形の印象でおわってください。

丸のままでは食べなくても、一口大にすると食べたり、また、量を少なくすると食べたりします。これを上手く条件として活用してください。

目標は,嫌いな食べ物も必ず一口は口にする・・・!!

 

 

(3) 衣服の着脱衣について

* ファスナーは始めの所を一緒にしてください。噛みあわせが上手く出来ません。

* ボタンはスナップも穴あきもOKです。ただ、小さな第一ボタンは上手く出来ません。

* 前、後ろの確認は声がけをして下さい。(一人で出来るのですが、確認をし忘れる事が多いので)・・・・本人の確認手段・・

 ・ズボン、パンツはチャックの所を前に確認

・Tシャツやトレーナーは、裏のタグを背中にする(前を下に向けて首のタグをめくって確認)

* 裏表の確認は、縫いあわせを裏側として教えています。間違っている時は、そこを本人に確認させてください。

* ボタンの掛け合わせにいて

 ・段違いならないように確認させてください。ただ、『上からとか』、『何番目とか』の一概念が出来ていません。まずは、襟の両方の端をもたせてから一緒に下にずらすように指示してください。「襟を持って・・」の声がけでOKです。  

 

 

きらの日常生活介助 (02.8月夏のキャンプ追加分より・・・)

 

1)、入浴介助

 * 思春期の男の子なので、男性が介助に付いてください。

 * 洗髪も顔洗いも部分介助が必要です。

 * キャンプ期間中は、夜の洗顔は全面介助でOKです。(小鼻のまわりは必ず石鹸使用)

 * 洗髪は時間をかけられるようであれば、行う動作を声がけや指差しでやってください。

 * 洗い残しやゆすぎは全面介助でお願いします。 

 * 身体を洗う事に関しては、石鹸をタオルにつけることが苦手です。大変なときは、石鹸をつけたタオルを渡してください。

 * 首、肩、腕から手(折り返し)タオルを持ち替えて、同じように、首、肩腕から手の繰り返しを声がけ、または指差しで行っています。

 * 胸腹部から股間、大腿部から足先へ、かかとを通して裏側を逆送。反対の脚。

 * 立ち上がって、背中を笠懸にタオルを当てて行う。本人がやれるので声がけ。

 * 身体を流して、タオルを洗って終了!!

 

  

****   時間が許す範囲で行ってください。無理な時は介助が多くなっても仕方がありません。欲を言うなら、私以外でどこまでやれるかが知りたい!!

       近い将来のショートステイの参考資料として・・・。

 

2)、歯磨き

 * 上手にみがけないので、本人用のディスポの電動はブラシを使い始めました。

 * 歯磨き粉を付けすぎるので、注意してください。

 

 

3)、その他

 

     ***他の事に関しては今回は『ナイス』メモがあるので、省略です。****

     ***場所が川の近くです。服のまま入る事は厳禁です。****

     ***リーダーの許可なく入らないように約束。また、入ってしまった場合はきちんと          注意してください。

     ***人手があるなら、入ってしまう可能性が高いと考えてそうならないように気をつけてください。 

 

 

 

 

 

新しいかんしゃく行動と常同行動(03.03.25

 

常同行動と自分の気持ちを落ち着ける為の新しい行動があります。

「ゆびぱっちん」です。

これが常同行動化しています。

また、怒っている気持ちをコントロールしているときにもよくみられます。

特に、腕を振り上げて行っているときは感情の高ぶりを示します。

感情のコントロールのときは、口を真一文字に結んでいます。

また、自閉症特有の「表情と感情の不一致現象」の場合は、変な高笑いになるときも有ります。

 

「ゆびぱっちん」が始まったら、まずはその「ゆびぱっちん」の持つ意味を考えて対応してください。

常同行動の場合の対応は、以前書いたとおりです。

 

 

表情と感情の不一致

 

自閉症の特徴として、表情と感情の不一致があります。

実は、とても嫌なのに表情は笑って楽しそうな感じ。

特に、笑いに付いては

@       本当に、今体験している事や見ていることが楽しくて、おかしくて笑っている。 

       (私の表現では、きちんとした感情の笑い・・好きな人に対する微笑もある。ただし、この場合は自閉的感情での行動と酷似している。)

A       自閉的傾向の笑い

自分の世界に入って笑っている。突然の高笑いや結びつく出来事がない。

目の焦点がうつろ。感情がハイな状態。常同行動が止まらない。

対人関係においては、顔を突然近づけて笑う。

 

B       表情と感情の不一致

本当は、とても嫌、つらいのに笑って対応している。

そのまま、同じ事をしているといきなりパニックになったり、大きなかんしゃくとなってしまう。

変な大きな高笑いの場合が多い。笑いながら、常同行動をしている、または笑いながら嫌な動作の制止をはかる。

 

以前、虫垂炎の受診の時に見られた表情と感情の不一致の様子(投稿文より)

 

  こんにちは!!高校のほうもお忙しそうですね。テニスですか・・・・。いいですね。さて、先日、きら(重度自閉。中学生)が、突然の嘔吐。もう。止まりません。吐き方が。イレウス状態。診断の結果・・「虫垂炎」。たかが、虫垂炎。だけど、自閉の子の治療、手術となると、、、。

もちろん、腰椎麻酔なんて無理。全身麻酔です。術後管理はどうなる?どこの病院、先生がやってくれるの?今回は内服治療で事なきを得ました。

 

その時の診察談!!腹部XPはどうにか撮れて、いざ、腹部の触診。圧痛点の確認。自閉の感情と表情の不一致がここででました。どこを、押さえても先生の手を笑いながら押しやる。「これじゃ、わからないね?エコーはどうかな?」そこで、看護婦さんにメモと鉛筆をもってきてもらい。メモ紙に・・(いたい!)(こしょぐったい!)を書いて、再度診察。今度は、きちんと一回一回、指さしで答えます。

 

きらは、先生方の考えでは絵カードがやっとと思われている子です。私が、コミュニケーションとしての文字の確立にこだわり。幼稚園から自宅で学習しました。それでも、まだ、簡単な文章理解がやっとです。自分の気持ちは書けません。でも、絵カードだけの学習だったら?最近、文字を介してのやり取りでかんしゃくも減ってきました。その場に合った事をメモで書けばいいのですから。

 

今は、簡単な発語に向けて・・。独学で何の免許も無い、一介の母親です。長いビジョンで子供を捉えたら、もっと、いろいろ取り組めると思います。重度であればあるほで、彼ら、彼女らの視点でプログラムを立てていけば、プログラムの移行を図れば・・・・。先生がたの考え方一つで、その子供の将来が決まると言っても過言ではないと思います。なんとなく、感じたままかいてしまいました。きらの虫垂炎に関してのシフトはおかげさまでできました。持つべきは、信頼のおける自閉の主治医の先生です。では・・・・。 

 

 

虫垂炎かな?・・と思ったら

 

きらは、2002年の6月に虫垂炎になりました。

そのときは、内服治療ですみました。今回も念のために、虫垂炎の薬を持たせます。

発語、認知能力が極端にかけるきらが消化器症状(下痢や嘔吐、嘔気)、発熱を呈したら、まずはそれぞれの症状にあった内服薬で様子を見てください。

 

また、普通の風邪や腹痛と虫垂炎との見分け方にについて・・

 

専門的触診などは、難しいので省きます。

まずは、ジャンプさせてください。着地のときに、下腹部や右下腹部に手を持っていったら痛みがある証拠です。虫垂炎を疑ってください。

また、モットひどくなった場合は歩行時に右足を引きずります。

(両方とも痛みの響きを利用した観察方法です。)

 

虫垂炎だからといって、右下腹部に痛みが限局しているわけではありません。痛みが胃の辺りに行く事もあります。それらのときも、上記の観察方法を試してください。

 

上記を試してみて、痛がらない場合は風邪や一般的な腹痛です。

 

 

 

 

花粉症について・・・

 

きらは、小学校一年生から花粉症です。

だいたい、一月から予防策として「アレギサール」を服用しています。

今回も内服薬としても持参しています。(アサ、夜に各一錠ずつです。)・・薬の袋の通りに・・。

 

1)症状

       くしゃみ、鼻水、鼻血、目のかゆみ

 

2)それぞれの対処方法

       くしゃみ、鼻水・・・・・マスクで予防。鼻はきちんとかむ事が出来ます。ティッシュを渡すかティッシュの位置を教えて口答で指示を出しましょう。

きちんとかんだ後の紙の後始末まで確認してください。

(室内であればゴミ箱に、、。屋外であれば、決まったポケットの中かバックの中)

    点鼻薬も持参しています。今年は、未だ一回も使っていません。くしゃみがひどいときに使ってください。

 

       鼻血・・・・・基本は鼻骨の圧迫止血です。本人は嫌がりますが「じっとして!!」の声がけで大丈夫です。ティッシュを鼻に詰める事は、嫌がります。しかし、止血の意味と言うよりは回りを汚さない為に軽く詰めます。ただし、気を抜くと本人がとってしまいます。

つめているときは、にらめっこ状態のように目が離せません。

鼻血が止まってもすぐに鼻に指を入れようとするので、暫くは目を離さないでください。

 

 

       目のかゆみ・・・・屋外に出るときは、花粉症ゴーグルを付けます。スキーの時は、スキー用のゴーグルでOK。

点眼薬を持参しています。私(母)には、点眼をさせてくれますが、いまだ私以外ではダメなようです。

一応、試してみてください。仰臥位で点眼、手を目にもっていこうとするので「手は横」の声がけをお願いします。

点眼ができないときは、ハンカチやティッシュに目薬を浸して目の周りを軽く拭いてください。

その後に注意事項は、点眼時と同じです。

 

 

03.08.05・・追加分

キャンプに向けて    2003.8.4

 

(1)キャンプに持っていく課題の件です。

荷物にもなるので、ビーズ通し二種類。

まずは、手先の小まめな動きを必要とする・・針と糸を使った物。

もう一つは・・・模倣力を付けるための課題。
型はめパズル3枚くらいジグゾー三箱。・・・


(2)家で実施している筋トレもどき・・・時間あるようならやってください。

意識した関節の動きが苦手なので・・・・
* 腹筋30回。(できれば手は頭の後ろ、ただ15回を目安に・・手の反動も可)
* 腕立て・・・お尻を上げないように姿勢維持・・・・30秒。
* 腕立て伏せ・・・肘を曲げる意識がないのと曲げた時のバランスの保持が出来ないので、それらを分解したトレーニング二種類。
  少しずつ腕立て伏せに・・・・
* スクワット・・・・お尻を突き出さないできちんと膝を曲げる為に、これも膝曲げの練習とジャンプの練習を別々(それぞれ、15回ぐらい)・・
* そして、深く膝を曲げてのジャンプを20回。・・・声がけと片手の保持でスクワットに(20回ぐらい)・

 

 

 

(3)水着について・・・・

 

ゆったりパンツだとどうしても、性器に手が行ってしまうので、競泳用のスッパをはいたあとに、ゆったり水着をはきます。(ゆったり水着を着るのは・・・競泳用を保護する為。競泳用水着が・高かったので!!)

競泳用は、ぴっちりしているのでアセばんでいると中々着用できません。

一番が、足の裏に引っかかっていまう事。膝より上が、中々上げずらいことです。
様子を見て、指示だしや、たくし上げポイントを教えてください。または、介助をお願いします。
他は、水泳着脱衣サポートを参考にしてください。

(4)うおのメについて


右足裏におきなウオの目が二つ。
スピール膏を張っていたのですが、アセで取れやすいようです。
いぼコロリをつけることが出来ます。
自分ではいでしまった時や海水浴後、水遊び後、入浴後に、付けてください。
また、いぼの根の部分に近づいてきました。歩くことすら辛そうな時は、保護テー
プ、スポンジも持たせます。
様子を見て使ってください。

 

 

(5)抜歯しそうな歯!!

左第一大臼歯(銀歯)が抜けそうです。これは、乳歯です。抜けても驚かないでください。

 

(6)靴と靴下
海は・・・ウォーターシューズを持たせます

靴履きでなければ、靴下ははかなくてもよい!!

日常は、サンダル履き!!・・海はウォーターシューズ!!

公園散策でも水に入る可能性があるときは、サンダルかオウォーターシューズに・・。

 

 

(7)環境と予測

きらは、水遊びが大好きです。

今回のフィールドは,彼の好きな水遊び系の環境がすぐそこにある事は大きなポイントです。

好きだからといって、好き勝手に遊びに入ってはいけません。ましてや、勝手に遊び始めることは絶対に禁止です。

川や海、または水溜りでも、きらが勝手に入ったりしないように注意してください。

 

この注意も行動を起こした後に注意するのではなくて、禁止されたことをしないようにサポート側が前もって配慮してください。

特に自閉傾向が強いと水に対する反応が早いです。(水溜りでも、常日頃はきちんとよけて通るのにわざと入ってしまいます。)

水系の遊びは、必ずリーダーの許可をもらって開始するようにしてください。

 

 

 

(7)環境と予測

樹弥史は、水遊びが大好きです。

今回のフィールドは,彼の好きな水遊び系の環境がすぐそこにある事は大きなポイントです。

好きだからといって、好き勝手に遊びに入ってはいけません。ましてや、勝手に遊び始ることは絶対に禁止です。

川や海、または水溜りでも、樹弥史が勝手に入ったりしないように注意してください。

 

この注意も行動を起こした後に注意するのではなくて、禁止されたことをしないようにサポート側が前もって配慮してください。

特に自閉傾向が強いと水に対する反応が早いです。(水溜りでも、常日頃はきちんとよけて通るのにわざと入ってしまいます。)

水系の遊びは、必ずリーダーの許可をもらって開始するようにしてください。

 

            03.08.05 追加