05年7月ヘルパーさんとのお出かけより(三回目)
『・・・つもり』『・・・・わかっているだろう〜』
きらの自閉の状態に合わせた支援を考えるには
(ヘルパーSYOUさんのひと言より・・・日々の思ひより)
7月 23日(土)
今日のきら
起きたのは・・・・10時30分。
(ア〜よく寝た〜!!)の表情で起きる。
(お腹は痛くない)(げりもしていない)(のどがいたい)
昨夜の具沢山トマトと豚肉のスープとご飯、クレソンのおひたしとから揚げを戦いながら食べて。
(ヘルパーSさんとおでかけします。)(じてんしゃです。)(たくさんのります)
「先週は山の方に向ったので、今日は・・海に向かって行こうと思います。地形が平坦だし・・・・。蒲生の方に向う予定です。」By Sさん
「今、海浜公園に来ました〜。少し落ち着かない様子はありますが楽しんでいます。」 By Sさんよりメール報告・。(ここまでは、ツーリングで不在中にカキコ)
12時半少し過ぎに出発〜!!(ギリギリまでラーメンを食べていたきらだった。)
今回の目的地は・・・・蒲生の海浜公園
我が家を北仙台と考えると・・結構な距離。
「行きの道をエラク遠回りしてしまいました。二時間半くらいかけてしまったので、現地での散策の時間が少なくなってしまいました。すみません。」
「行きのツーリングで何回か追越をかけようとしましたが『後ろ』の指差しと声がけで落ち着きました。」
「海浜公園のベンチで柿の種を食べながら休んでいる目の前がテニスコートだったんです。車イスの方が軽やかにボールを追っていました。『上手いな〜』『すごいな〜』って見ていると、きらの表情が自閉の笑いに・・・。彼の視線を追ってみると車イスの車輪・太陽の加減でキラキラ光っているんですよ。もう、うっとりといった表情で見つめていたので・・・・。『まずい!!』『自閉の世界にどっぷりかも〜』とあわててその場を去ったんですが・・・・。」
「やっぱり、はまっていました。その後のツーリングでは、ものすごく追い越しをかけてくるんです。『後ろ』」っていってもニヤニヤするだけで止まらない。」
「一旦自転車を止めて、『ツーリングの約束』の確認を、メモを見ながらやったんです。そして、『約束です?』って書いてきいたんです。・・・きらが指差したのは(いいえ)」
「何回も選択項目の場所を変えても・・(いいえ)ニヤニヤ ・・・なんです。」
「俺も覚悟を決めて、低い声で淡々と『約束できない→自転車に乗らない』を貫き通しました。暫くにらみあい【笑】=駆け引き が続いて、再度『約束です。?』・・・きらの答えは(はい)きりりとした表情。」
「その後は、全く追い越しはありませんでした。」
帰り道、行くときと違ってめちゃくちゃ近道(?)
またまたフルキャストスタジアム経由で中江付近へ・・・。
余りにも早すぎた【私が出かけていた】ために・・・ダイシンで猫さんのモンプチを購入。
(たくさんはしった。)(たのしかった) By きら
活動後のQ&Aコーナー
「先週に比べると指示の入りも良かったです。でも、僕なりに先週の事を振り返って反省した事があるんです。もしかして、僕の指示出しやきらへの確認が『〜つもり』『わかったはず』になっていたんじゃないかって・・・」
「僕が指示を出したつもりでも、きらくんにきちんと伝わっていなければ意味が無い。自閉傾向が強い時と弱い時とでは、受け取り方が違うんじゃないかって。」
「先週と今週の状態が落ち着かない時って、きらくんの視線が下向きだったように思います。だから、きらくんのその視線を指示を出す僕の指や手を注視するように持ってくるワンクッションが大切なのではないかなって?」
・・・By ヘルパーSさん
そして、実際に今日、工夫した事、その時のきらの反応も話してくれた。
・・・・聞いていてありがたかった。
「そう。自閉傾向が強くなると視線は下向きが多くなるの。また、前方を見ているようデモ、すごくピンポイントでしか見ていないの。=視野狭窄。だからこそ、その分析とそれに対する対策が必要になってくる。今回のSさんの考察とアプローチは◎なんだよ。これは、学習の時も同じ事なんだよ〜。。etc・・・・」By 私
これって、正に、数年前に私が望んでいたきらの余暇の過ごし方と支援のあり方。
きらの好きなことだけを優先するのではなくて、きちんと社会に適応できるように第三者と過ごす。
まるで、仲間=兄貴分と過ごすように・・・・・。
きちんとリフレッシュすることが出来るから少し嫌な仕事・勉強も頑張れる。
(TOPへ)