05年 6月
「障がい理解に付いて・・・」
H中学校1年生にはなす
6月 19日(日)
明日、H中学校の一年生に『障がい理解』に付いて話す。
40分の時間でどこまで話すことが出来るか?・・・・・って、例によって原稿も何も作っていない私であった。
『障害』って特別な事?・・・・・・こんな感じの導入部かな?
『世界が、もし百人の村だったら』『十人十色 カエルの子』『光とともに』を最後に紹介させてもラオ〜ット・・・
6月 20日(月)
「おばちゃんは、二年前に甲状腺癌で甲状腺をとりました。
だから、甲状腺から出されるとても大切な分泌物を作れないし、身体で使う事が出来ません。
だから、毎朝、その大切な分泌物を薬として飲んでいます。
飲まないと何にもやる気がなくなります。
身体がだるくて動けなくなります。
おばちゃんも身体に障がいを持っています。
もし、この話を聴いたあとでおばちゃんが
『ア〜身体がだるい〜』『動けない〜』といったら・・・・、
『怠け者だ〜』『わざとだ〜』『わがままだ〜』といって冷やかしますか?
攻めますか?」
・・・・生徒さんの答えは「いいえ!!」「くすりを足さないと・・・」
・・・こんな風に始まった40分のオバちゃん四方山話・・・・・・。
初めはくすくす、ニヤニヤ・・・・それが途中から真剣な表情になった。
デモ、一番真剣に聞いていたのは・・・・校長先生を初めとする先生方だった。
障がいは特別なことではない。一番大切なのは、相手の立場に立って、その人それぞれにわかるやり方で教える事。関わる事。
障がいが有ってもなくても同じ人としてみんな同じ社会で生きている。
ただ、障がいの種類程度によっては、私たちと同じ感覚でこの同じ世界を生きているのではないという事を分かってほしい・・・。
だからこその思いやり・おたがいを認め合えるという事・・・・・これって、障がい云々かんぬんの前に、『人として』・・・・そんな感じで過ぎていった40分だった。
初めは冷やかし半分で聞いていた、ハスに構えた生徒さん、その生徒さんが後半のほうではメモを一生懸命に取っていてくれた。・・・ありがとう。
一学年5クラスの生徒さん・・新幹線並のスピードのハチャメチャトーク!
私こそ楽しい時間をありがとう!!楽しい40分間だった。
アンケート・・・・コピーをいただけるという事なのである意味怖い、ある意味楽しみ。(面白くなかった・・・・これもリッパな感想だから・・・)
生徒さんと話したのは40分・・・その前後に、校長室にて校長先生・学年主任の先生と話しこむ。
私の手厳しい指摘にも真摯に対応してくださった。
忙しいからこそ・・・きちんとポイントを絞ってやるべきことはやる。
専科制の中学校だからこそチームを意識した動きを、その動きをするような校長采配が必要です・・・・・etc・・・・・。
今考えるとやっぱりと言うかなんと言うか・・・言いたい放題。
「子どもたちは、先生方の姿勢からも学んでいます。
子どもたちを変えようとする前に、先生方自身を動きを、わが身を振り返ってみてください・・・・・・・」
「私自身も、今、日々反省です。・・・・・」
前に書いた『療育』のなかの『School』・・・・『40分の一 親への支援』ほぼマンマ伝えた。
そして、具体的な支援方法や軽度発達障がいや広汎性発達障がいの特性のさわりを少し話させていただいた。
校長先生も学年主任の先生も嫌な顔一つしない聞いて、具体的な質問をしてくれた・・・・・。
定期考査に向けて、苦手で分からない子供達のために、朝、早めに登校して一人一人に教えている学年主任の先生。(H中学に赴任したばかり・・)
すぐに成果が出るわけじゃない・・・・でも、この先生方の姿勢から何か伝わってほしいと思った。
最後には・・・「特殊学級が学校の亜空間になっている限り、
普通学級の中でのおたがいを認めある関係作りなんて、無理。」
「みんなで認め合える、支えあえる姿勢を先生方、校長先生から見せないと・・。
子供達は、先生方の一挙一動から学んでいるのです。」
「ここは、校長先生の腕の見せ所ですね?」などなど・・・・。
講演後の話し合いには、お久しぶりのN先生!!
お元気そうで良かった〜。相変わらず、ざっくばらんに何でも話せて・・・。
きらの校内実習記録をお渡しした・・・・目を細めて見てくださった。
当然、生徒さんにも『世界が、もし百人の村だったら』『十人十色 カエルの子』『光とともに』『金子みすゞ・・・みんなちがってみんないい』を紹介させていただいた。
「『光とともに』は、もう、買ってもらっています」By N先生
読んでほしい書籍のメモを「ありがとうございます」と受け取ってくださった学年主任の先生だった。
その後のH中学校の様子
【日々の思ひより】
7月 14日(木)
N先生より連絡。
先月はなした「障害理解に付いて」の感想文は夏休み前に届けてくださる。
また、それに加えうれしいニュースが・・・・H中学校の合唱祭で、特殊学級のステージ発表で、1番を特殊学級の生徒が歌い、2番は全校生徒が起立して、先生方全員がステージに上がって、一緒に歌ってくれたようだ。
H中学校の新たな一歩かな〜・・・・。
G中学校もきらの在学中の3年間の合唱の会は、いつも、全校生徒が一緒に歌ってくれた。初めて、それを体験した1年生の時は、聞いていて鳥肌が立った。うれしかた。・・・そんな感動がH中学校でも繰り広げられたんだな〜。
きつい物言いの私の突っ込みを真摯に聞いてくださった校長先生・・・有言実行!!
04年 G中学校校内合唱コンクール
7月 21日(木)
H中学より、生徒さんのアンケートが届く。
40分の支離滅裂の話で、よくぞここまで感じ取ってくれた。
早口すぎて、いろいろ話しすぎて分からない部分もたくさん合ったと思う。
ごめんね!!
「一番大切な事は、相手の立場に立って考えるという事です。このことを今からの生活で考えていきたいと思います。」
「自分の基準じゃなくて、相手の基準で考える。相手の立場で考えるっていう事・・これは、障害者だからじゃない。今からは、失敗した友達を冷かしたりしない!」
「人類皆兄弟!!」
「自閉症の人たちがどういう感じですごしているのか・・・。イラクの街中に一人置かれたら?アメリカの街中だったら?・・・考えただけで怖くなりました。街中で変な行動をしている人、騒いでいる人を見たとき『へんなの〜』とか変な目で見たけれど・・・。今は、その時の自分が恥ずかしいです。」
「言葉じゃなくて身体で表現している。彼らのサインだって事・・・・。」
「今私に出来る事は、少しぐらい変なこと、変った事をしている人がいても白い目で見ないという事です。優しく見守る。心で応援したい。」
「お母さんが言っていました。『頑張ってトレーニングしている時に、変な目で見る人、冷やかす人がいなかったから彼は頑張れた。お母さんも頑張れた。』・・僕は、もう、人の失敗を冷やかしたり、みんなと同じようにできない友達を馬鹿にしたりしません。」
「当たり前の事だけど、障害のある人も僕達と同じなんだって・・・。今更ながら感じました。別物って思っていた自分が恥ずかしい・・・・」
「愛しているから、お母さんが亡くなったときの事を考えて、社会で生きていくために必要な事を、泣いて嫌がっても繰り返し教える。何年かかかっても必要なことは教える。それをやったお母さんもすごいけれどそれをがんばったおにいちゃんもすごい!!」
「『息子は、みんなと同じようには出来ないけれど、彼なりの頑張りを知っているから、彼は私の自慢の息子です』・・先生が言っていた。本当に、自慢できる息子だと思う。そういう息子さんを私は応援したい。私も自慢に思う。」
「あきらめないって、目標があるってすごい」
・・・By H中学校生徒さん
まだまだ素敵なアンケート・・・・全部アップしたいよ〜!!
こんなに感じてくれて、思ってくれて・・・ありがとう!!
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